自然薯『夢とろろ』の収穫をみてきました。

アグロ・プエルタ

2012年11月18日 02:36

けーすけです。
はじめに、じねんじょ・もみじまつりのイベント情報です。

とき 11月24日(土曜日)、25日(日曜日) 午前10時~午後3時
ところ 笹戸会館、笹戸公園と周辺散策路
内容
体験コーナー(有料)/ジネンジョ麦とろ、ジネンジョ掘取
イベント/野点、和太鼓演奏、Star☆Tステージ(25日)など
特産品販売/ジネンジョ、新鮮野菜、地酒など
散策路ガイドツアー/各日定員20人(当日先着順)


と、いうことで、自然薯(じねんじょ)の収穫を見学しに豊田市旭地区太田町の高山農園に遊びにいってきました。
高山農園とは、そう、以前にアグロ・プエルタメロンをつくってくれた農家さんです!



この日はひじょーに日和がよかった!
色とりどりの紅葉が真っ青な空に映え、
日差しもぽかぽか。
こういう日はさー正直、仕事したくなくなりますね、うん。


高山農園の高山太郎くんは、僕と同い年の32歳。
15歳から農業を始め、全国各地の農家で働き、2年前に父親の実家である旭地区太田町で就農しました。

高山さんが主に栽培しているのは自然薯(じねんじょ)です。
自然薯は、古くから日本の山野に自生し、滋養、強壮、強精の食材として珍重され、漢方薬の原料にも用いられ、食欲不振や疲労回復、高血圧、神経症予防やガン、虚弱体質の改善などに優れた働きがあるといわれています。
豊田市内では、旭、稲武、藤岡、小原、下山地区で自然薯『夢とろろ』(稲武2号)という品種を中心に栽培しています。

ただ、旭はで自然薯をつくっている専業農家は高山農園だけだそうです。
あとは兼業農家で、農業のみを生業としているわけではない。特に旭地区は急峻な山々が多く、農業としてはあまり条件は良くないですからね。旭みたいなところで農業だけで生きていこうとすることは、現代ではとっても大変なことなんです。
どこの中山間地でも同じように、旭地区でも少子高齢化が進み、農業の担い手不足を課題としています。

それでも高山さんは、自分のルーツである旭地区の農業を変えたい、旭地区の未来を変えたいと、専業農家として旭地区でチャレンジしています。

僕は旭で生まれ育った人間ですが、旭なんかで若者が農業だけで食っていくなんて絶対に無理だと思ってたw
でも高山農園やてくてく農園という若い農家さんが農業で自立しようとしている。
これはねぇ、めちゃめちゃ勇気をもらっちゃってますよ僕はまじで。
ほんとにほんと、がんばってください!!

▼約20アールの自然薯畑。少し前には一面黄金色の紅葉が見れたそうです。


▼鍬で一本いっぽん掘っていく地道な作業。農業の基本ですねー。


▼自然薯はパイプの中でこんな感じで埋まってます。


▼「たいへんだねー」と僕。「ぜんぜん!収穫がいちばん楽しいよ。」と無邪気な笑顔で高山さんは言ってました。


▼出ました!りっぱな自然薯!


▼どう見てもたいへんだろーたった一人でこの量は。。。今年は3,600本の自然薯を育てたとのこと。でも専業でやっていくにはまだまだ規模が足りないらしい。どんだけー!(>_<)


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